〜初めてのサーキット〜
私が初めて走ったサーキットは、スポーツランド山梨と言う、ミニサーキットでした。中央高速を韮崎インターで降り、そこから20分くらいの所です。 一周何mだったかは覚えていませんが、短いコースで、アップダウンの キツイ設定で、言うなれば「峠」と言うイメージですね。私はここに、 ヴィヴィオRX−Rを持ち込みました。 まずは、走行前の車検(ジムカーナと一緒)に備えるべく、ライトの目隠しや、 ホイ−ルのバランスウエイトの脱落防止等の作業に入りました。 それから、タイム計測用の発信機を、フロントガラスなどに貼り付けました。
無事、車検をクリアー。走行前のミーティングで、コース説明やその他、走行に関する注意、フラッグの説明や走行のスケジュールについて、 と言った説明を聞き、いよいよ待ちに待ったサーキット走行が始まります。 タイトなコースなので、同時走行は8台程度までにし、参加車両を排気量等に よって、4組ほどにクラス分けします。一見、待機中は無駄な時間のように 思われがちですが、タイヤの熱ダレを回復させたり、ブレーキを冷却したり、 水温や油温を落ち着かせたりと、重要な意味合いを持っています。 何よりも、ドライバーのアタマを冷やす効果が一番なのですが(笑)
順番が回って来ました。ピットロードから1台ずつ間隔を空け、コース上に出ます。最初の一周は、コースを把握する事と、ブレーキ等、車に異常が 無い事を確認しながら、スローペースで流します。一周回って戻って来ました。 さあ、いよいよ本番の走りが始まります。 ホームストレートは登りになっています。思いっきり加速して駆け登り、 1コーナーへ。この辺りは登りが続きますが、スーパーチャージャーが付いて いるので、思ったよりはキツくありません。問題は下りに入ってから。 軽自動車は車体が軽いので、ブレーキはとても貧弱です。タイミングを誤ると、 突っ込み過ぎて、立ち上がりが苦しくなってしまいます。 1回当たりの走行時間は短いのですが、実際に走っているととても長く 感じられます。タイムを出すには、ブレーキもタイヤも温存していかなければ なりません。 とりあえず、サーキット走行は初めてだし、車も壊したくないので、 無理をしない程度にタイムを削っていきました。
待機時間には、オフィシャルの手伝いをしたり、他の車の走りを見て、自分の走りを反省し、走行中は速い車を先に行かせつつも、 なるべく食いついて行き、ライン取り等を研究します。 他に軽自動車は居なかったので、とりあえずNAの2000cc未満の車の タイムを覚えておき、それに負けないように走りました。 3本目くらいになると、コースレイアウトも完全に覚え、かなり慣れて来ます。 あとはどれだけアクセルを踏めるかと、立ち上がりが遅くならない程度に ブレーキングを我慢出来るかで、タイムを切り詰めて行きます。かと言って、 無駄な加減速はタイムを落としてしまいます。なかなか難しいものです。 まだまだケツ流せる程の腕は無いし(苦笑)
結局ベストラップを出したのは、タイヤもブレーキもへたっていた最後の方でした。替えのタイヤ等を持ち込んでいれば、もっと良いタイムが出た事 でしょう。本当は、初めからこの走りが出来なくてはいけないんですけどね。 まぁ、そこそこのタイムは出せたし、排気量のハンデもひっくり返したし。 初めてにしては上出来だったと思います。ぶつけたりもしなかったし(笑)
初心者にとって難しいのは、速い車からの抜かれ方ですね。下手をすると、走る事に必死で、前方に気を取られ過ぎ、 後ろに車が迫っている事すら気が付かない人もいるし。 ペースが遅いから譲ってくれてるのかと思い、抜きに掛かると、 いきなりラインを塞がれ、危うく接触しそうになったり。 他の車がどの位のペースで走り、現在コースのどの辺に居るか、 全て把握するのは難しいでしょうけど。少なくとも オーバーテイクポイントの手前では必ず後方をチェックし、 速度差を頭に入れておき、どこで抜かれるか考えておかないと危険です。 コース脇に寄ったりハザード点灯すれば勝手に抜いてってくれるし。 私は良くカートに乗っていたので、抜き方や抜かれ方に関しては 問題ありませんでしたが。 その様な事をきちんと理解していれば、サーキットは公道よりも非常に 安全な所です。何せ、対向車は来ないし、交差点も無いし、おばちゃん ドライバーみたいな極端に危険な車は居ないし(笑) スピンしてしまっても、大体の場所では退避スペースが設けられてますしね。 ヘルメットとグローブさえ用意すれば、ノーマル車でも楽しめると思います。 見てるだけよりも、実際に自分で走ってみた方が楽しいですよ。 |